お味噌を巡る旅4日目。唐納豆にふれ、さあ、沖縄へ。

さあ、ゲストハウスkabo.さんにありがとうを告げて、沖縄へ移動します。

その前にご家族で経営されていらっしゃる地元の味噌蔵、「桝塚味噌」さんへ。

桝塚味噌さん

直売所の中に入るといい香り。

10個ほどの立派な樽が印象的な素敵な直売所でした。

ご家族でお味噌を仕込み、販売されているとのこと。

豆味噌、白味噌、給食にもおろしている豆と米が混ざったお味噌、いろんなお味噌の入った樽が自慢げに「僕を買って帰ってよー♪」と、口々に語りかけてきているようなそんな雰囲気が素敵で、思わず樽を見入ってしまいました。

 

こちらに伺った理由は、この仙豆を知りたかったからなのです。

唐納豆

浜納豆、寺納豆、塩辛納豆などと呼ばれているこちら。

糸をひく納豆ではなく、おみそに近い感じのものです。

蒸した大豆に麹菌をつけ、豆麹にし、塩水の中で熟成させた後、天日干しにしたもの。

豆豉と似たようなものだとか。

保存しやすい貴重なタンパク源として、徳川家康の時代から重宝されてきたものだそうですよ。

お寺でも動物性のものはいただけなかったので、これまた貴重なタンパク源として重宝されたそうで、今でも作っているお寺があります。

桝塚味噌さんも作られていて、こちらの方のお話では、昔、相談所として、お寺に健康相談に来た来た方のお薬としても処方されていたそうで、なるほどなあとおもいました。

私たちも塩気がちょうどいいので、旅の間毎日おやつに一つ二つ、口に入れて帰ってからも、身体の塩分調整にいただいて無くなってしまいましたので、次はお料理に使いたいなあ。。

麻婆豆腐などに入れるととっても美味しいそうですよ。

そして娘はこちらでマイ味噌が欲しいと200グラムだけ自分用に購入。

帰宅後、時々このお味噌でお味噌汁を作ってくれます。

作ると家族に思い出話と共に飲ませてくれます。

ちょうど3ヶ月ほど前に、彼女専用のお味噌も仕込んでいたこともあり、蔵巡りも自分の見方で楽しめたそうです。

家族で仕込むお味噌もいいですが、自分専用のお味噌を仕込んだ事がいい経験になったようです。

表面にカビが生えて来たのを見つけては、どうすればいい?と自分でお手入れをしています。自分ごととして育てている味噌となり、楽しい事が増えたそうですよ😆

そして沖縄へ

バックパックの手荷物制限は一人7キロ。

自分が持って歩ける量を勘定しながら日々暮らしていきます。

娘は大抵3キロほど。いつもこのバックパックを背負って自由自在に出かけます。

多少大きなお土産を持って出かけてもこれなら両手が空くので動きやすいのです。

我が家は数年前にスーツケースを全て手放し、バックパックにかえました。身体に背負っていればどんな道も楽々、自分が管理できる量を責任持って持ち歩くのが鉄則です。

さあ、また海を渡って沖縄へ。

ここからは、塩作りをしたり、私のお味噌講座があったり、蔵巡りの他に、ひとさまに会いにいく旅が続きます。

どこに行っても、自分を待っていてくれる人がいるのはとても幸せな事。

娘にもその気持ちを一緒に味わって欲しくて旅を続けます。

ゲストハウス「sea〜paっpaさん」へ。

この日の宿は「ゲストハウスsea〜paっpa」さん。

女性専用のゲストハウスです。

2度目以上足を踏み入れた地では、初日は大抵同じ宿に向かいます。

子どもの疲れも考慮するとそれが一番動きやすい。

私たちはここのオーナーさんご家族が大好きな事、キッチンをお借りできるので、市場で食材を調達して、暮らすように滞在できる事、そんな理由からこちらに滞在していますよ😌

キッチンにいると他の人の生活も見えてきます。

一緒におしゃべりをしたりする中で、どんな生き方をされてるのかな?って、いろんな人生に触れさせてもらう事ができます。

この日の我が家のごはんは、持って来た梅とお醤油と市場で調達した食材で、きゅうりの梅和えと沖縄そばを作りました。

旅も長いので、できる限りローカルフードを垣間見ながら自炊をします。持参する衣服も最低限にし、洗濯をしながら本当に暮らすように旅をします。

そうする事で、こちらの文化も見え、とっても楽しいのです。

さあ、ここではどんな時間を過ごせるのでしょう。

まずはゆっくり休みますね。

 

 

 

 

 

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