1.毎年旅に出ていた生活がコロナによって変わりました。
![](https://tabisuru-school.com/wp-content/uploads/2021/04/th_D51B775D-3A47-4E7D-A07F-C63CC0622938-17410-0000034A9E37C3C3.jpg)
とは申しましても、落ち着いたらまた旅に出たいと思っていますが
しかし、子どもたちは日々成長していきますから、悩んで立ち止ま
私たちが旅によって得たものは大きいですが、私たちの日々の日本
こちらも人生の旅だったことに気づき、お家時間が増えるのに合わ
普通の暮らしとはちょっと違った、旅先での昔ながらの知恵を生か
共に不安を分かち合い、挑戦して、乗り越えながら作り上げていく
2.旅するような暮らし
![](https://tabisuru-school.com/wp-content/uploads/2021/04/th_IMG_4568.jpg)
私たちの日々の暮らしは、手足を使いながらたくさんの知恵を育て
畑を作ること。
いつか一年分の野菜を収穫できるようになるために、それぞれが試
家を作ること。
雨漏りを防ぐために、毎年家族で屋根に登ってペンキを塗り直す。
自分の暮らしを安心して営むために、知恵をつけていきたいと思い
小さなコンテナハウスに住む我が家は、一つずつ手作り。
断熱を毎年少しずつ入れて暖かくなり、そうなっていくことを体感
そばに住むおじいちゃんたちとの関係を丁寧に築くこと。
馬で畑を耕していた開拓時代、大家族の中で暮らしてきた80歳前
それと共に通常の暮らしの部分も丁寧にしていきました。
家事を共有する。
洗濯も助け合います。暮らしが忙しい分、それぞれの今の状況を思
畑に忙しい時期は子どもたちが食事を作ってくれます。少し大きく
そうなっていく中で私に危ないだのなんだの言われずに、ムスコは
思えばタイの村にいた頃、30人分の薪調理での食事の支度を一気
目しかかけてやれなくてかわいそうかな、と感じていた私の思いと
余計なことをしないために、ある程度の暮らしの忙しさが大人の側
もちろん掃除も一緒にやっていく。
今までの倍の時間をかけて家事を共有してみました。
暮らしの仕事を共有することで、お互いの大変さも体感します。
3.子どもと一緒に作る日々
![](https://tabisuru-school.com/wp-content/uploads/2021/04/th_th_P_20180908_182547.jpg)
我が家はお手伝いお小遣い制はありません。
お手伝いは大好きな家族の誰かが大変そうだから、手伝いたいと思
「大変そうだね、手伝うよ。」
「遊んでいたのに悪いね。どうもありがとう。」
優しさが1日の中に何度も巡る暮らしは、家族が思い合える時間を
大人は笑ったり怒ったりするだけではなく、悩んだり、頑張って
暮らすってそういうことだよね、って子どもたちが知っていく。私
超えていけることが伝わっていくから。
大人の方も、子どもたちの優しさが染み渡り、大変だって思ってた
そしてね、彼らのそんな配慮を親が知るということは、彼らが新し
暮らしの中でのそんな経験はとどまることもないので、お互いにた
小さな子どもはとても優しい存在。
そんな彼らが自らいろんな感情を暮らしの中で、時間をかけて味わ
暮らしを丁寧にするとはそういうことなのだろうと感じています。
生き抜く挑戦を子どもたちとしていくこと。
これも旅に負けないほどの学びがあります。
家族がお互いを思い、豊かな心で暮らせること。
ここから得られる安心感は生きる土台だと思います。