1.毎年旅に出ていた生活がコロナによって変わりました。
とは申しましても、落ち着いたらまた旅に出たいと思っていますが
しかし、子どもたちは日々成長していきますから、悩んで立ち止ま
私たちが旅によって得たものは大きいですが、私たちの日々の日本
こちらも人生の旅だったことに気づき、お家時間が増えるのに合わ
普通の暮らしとはちょっと違った、旅先での昔ながらの知恵を生か
共に不安を分かち合い、挑戦して、乗り越えながら作り上げていく
2.旅するような暮らし
私たちの日々の暮らしは、手足を使いながらたくさんの知恵を育て
畑を作ること。
いつか一年分の野菜を収穫できるようになるために、それぞれが試
家を作ること。
雨漏りを防ぐために、毎年家族で屋根に登ってペンキを塗り直す。
自分の暮らしを安心して営むために、知恵をつけていきたいと思い
小さなコンテナハウスに住む我が家は、一つずつ手作り。
断熱を毎年少しずつ入れて暖かくなり、そうなっていくことを体感
そばに住むおじいちゃんたちとの関係を丁寧に築くこと。
馬で畑を耕していた開拓時代、大家族の中で暮らしてきた80歳前
それと共に通常の暮らしの部分も丁寧にしていきました。
家事を共有する。
洗濯も助け合います。暮らしが忙しい分、それぞれの今の状況を思
畑に忙しい時期は子どもたちが食事を作ってくれます。少し大きく
そうなっていく中で私に危ないだのなんだの言われずに、ムスコは
思えばタイの村にいた頃、30人分の薪調理での食事の支度を一気
目しかかけてやれなくてかわいそうかな、と感じていた私の思いと
余計なことをしないために、ある程度の暮らしの忙しさが大人の側
もちろん掃除も一緒にやっていく。
今までの倍の時間をかけて家事を共有してみました。
暮らしの仕事を共有することで、お互いの大変さも体感します。
3.子どもと一緒に作る日々
我が家はお手伝いお小遣い制はありません。
お手伝いは大好きな家族の誰かが大変そうだから、手伝いたいと思
「大変そうだね、手伝うよ。」
「遊んでいたのに悪いね。どうもありがとう。」
優しさが1日の中に何度も巡る暮らしは、家族が思い合える時間を
大人は笑ったり怒ったりするだけではなく、悩んだり、頑張って
暮らすってそういうことだよね、って子どもたちが知っていく。私
超えていけることが伝わっていくから。
大人の方も、子どもたちの優しさが染み渡り、大変だって思ってた
そしてね、彼らのそんな配慮を親が知るということは、彼らが新し
暮らしの中でのそんな経験はとどまることもないので、お互いにた
小さな子どもはとても優しい存在。
そんな彼らが自らいろんな感情を暮らしの中で、時間をかけて味わ
暮らしを丁寧にするとはそういうことなのだろうと感じています。
生き抜く挑戦を子どもたちとしていくこと。
これも旅に負けないほどの学びがあります。
家族がお互いを思い、豊かな心で暮らせること。
ここから得られる安心感は生きる土台だと思います。